FPに相談してみたいと思っても、
「相談料はいくらかかる?」
「無料相談と有料相談は何が違う?」
「無料だと結局、何か契約しないといけない?」
と気になる人も多いのではないでしょうか。
FP相談には、相談料を支払って利用するものと、相談料が無料のものがあります。
ただし、「無料だから悪い」「有料だから必ず良い」と単純に決められるものではありません。
大切なのは、料金がどのような仕組みになっていて、自分が何を相談したいのかに合っているかを確認することです。
この記事では、FP相談の料金と無料・有料相談の違い、相談先を選ぶときに確認しておきたいポイントを整理します。
FP相談には無料と有料がある
FPへの相談方法は、大きく分けると、
・無料で相談できるサービス
・相談料を支払う有料相談
があります。
さらに有料相談でも、
・1時間あたりの相談料
・1回あたりの相談料
・ライフプラン作成などを含む料金
・継続的なサポート料金
など、料金体系はさまざまです。
そのため、「FP相談はいくら」と一律に決まっているわけではありません。
相談を申し込む前に、相談料だけでなく「その料金でどこまで相談できるのか」を確認することが大切です。
有料FP相談の料金はどう決まる?
有料相談では、FP自身や相談事務所などが料金を設定しています。
たとえば、
「60分○○円」
という時間制の相談もあれば、
「家計改善プラン作成」
「ライフプラン作成」
「住宅購入相談」
など、相談内容ごとに料金が設定されている場合もあります。
日本FP協会が公開しているFP相談に関する案内でも、相談料はFPによって異なるため、相談前に料金や相談内容を確認することが案内されています。
そのため、金額だけを見て比較するのではなく、
・相談時間
・相談できる内容
・資料作成が含まれるか
・追加料金があるか
・2回目以降はいくらか
なども確認しておきましょう。
1時間あたりの料金だけで判断しない
FP相談の料金を調べると、「1時間○○円」といった数字が目につきます。
もちろん相談料は重要ですが、それだけで相談先を決めるのはおすすめできません。
たとえば同じ60分でも、
・家計の状況を整理するだけ
・具体的なライフプランまで作成する
・相談後も継続的にサポートする
では、提供される内容が違います。
また、初回相談とは別に資料作成費などが設定されているケースもあります。
申し込む前に、
「この料金には何が含まれていますか?」
と確認しておくと安心です。
無料FP相談はなぜ相談料がかからない?
無料FP相談では、利用者が相談料を支払わなくてもサービスを利用できる場合があります。
では、FPはどうやって収益を得ているのでしょうか。
無料相談サービスの中には、保険などの金融商品を取り扱い、その契約に応じて金融機関や保険会社などから手数料を受け取ることで運営されているものがあります。
利用者から直接相談料を受け取るのではなく、別の形で事業としての収益が発生する仕組みです。
ただし、すべての無料FP相談がまったく同じ仕組みというわけではありません。
無料になる理由については、別の記事でも詳しく整理しています。
→ 「無料FP相談はなぜ無料?仕組みと相談前に知っておきたい注意点」
無料相談なら保険などを契約しないといけない?
「無料で相談したら、何か契約しなければいけないのでは?」
と心配する人もいるでしょう。
相談したからといって、その場で提案された商品を必ず契約しなければならないわけではありません。
重要なのは、提案を受けた場合に、
・なぜこの提案なのか
・自分の希望に合っているか
・費用はいくらかかるか
・ほかの選択肢はないか
を確認することです。
わからないことがあれば、その場で契約を決めず、一度持ち帰って考える方法もあります。
無料相談を利用するときも、「相談すること」と「商品を契約すること」は分けて考えましょう。
有料FP相談の特徴
有料FP相談の大きな特徴は、利用者自身が相談料を支払うことです。
相談料を支払って、
・家計改善
・教育資金
・住宅購入
・老後資金
・資産形成
・ライフプラン
などについて相談します。
ただし、FPによって得意分野や業務内容は異なります。
また、有料相談を行うFPでも、金融商品を取り扱っている場合があります。
そのため、「有料だから商品販売とは無関係」と決めつけず、相談先のサービス内容や報酬の仕組みを確認することが大切です。
無料FP相談の特徴
無料FP相談は、相談料を気にせず利用しやすいのが特徴です。
「FPに相談したことがない」
「まず家計の問題を整理したい」
「保険について相談したい」
「何から考えればいいのかわからない」
という人にとって、最初の相談先のひとつになります。
一方で、相談サービスによって対応できる内容や得意分野は異なります。
資産運用、住宅、保険、家計改善など、自分が相談したい内容に対応しているかを事前に確認しましょう。
無料相談が向いている人
無料FP相談は、たとえば次のような人が検討しやすいでしょう。
・初めてFPに相談する
・まず現在の家計を整理したい
・保険について相談したい
・相談に費用をかけるか迷っている
・自分の悩みがFP相談の対象になるかわからない
最初に無料相談を利用して、自分が解決したい問題を整理する方法もあります。
そのうえで、より専門的・継続的な相談が必要なら、別の相談先を検討することもできます。
有料相談が向いている人
一方、有料FP相談は、
・相談料を払って具体的なプランを作りたい
・継続的に相談したい
・相談したいFPを自分で選びたい
・特定の分野について詳しく相談したい
といった人が検討しやすいでしょう。
ただし、料金を払えば必ず希望どおりの結果になるわけではありません。
FPの資格、得意分野、相談実績、料金体系、対応できる業務などを確認したうえで選ぶことが重要です。
無料と有料、どちらを選べばいい?
どちらが適しているかは、相談する目的によって変わります。
たとえば、
「FP相談がどんなものか一度試してみたい」
のであれば、無料相談は利用しやすい選択肢です。
一方、
「家計全体を詳しく分析して具体的なライフプランを作ってほしい」
のであれば、有料相談を含めて比較してみてもよいでしょう。
大切なのは料金だけではなく、
「自分の悩みを相談できるか」
です。
FP相談を申し込む前に確認したいこと
相談先を決める前に、次のポイントを確認しておきましょう。
□ 相談料はいくらか
□ 無料の場合はどのようなサービスなのか
□ 相談時間はどのくらいか
□ 何について相談できるか
□ 追加料金はあるか
□ 資料作成などは料金に含まれるか
□ 金融商品などの提案を行うサービスか
□ 2回目以降の相談料はいくらか
□ 自分が相談したい分野に対応しているか
特に有料相談では、表示されている相談料だけでなく、最終的にどのくらいの費用になる可能性があるのか確認しておくと安心です。
相談前に「何を解決したいか」を決めておく
無料でも有料でも、相談時間は限られています。
そのため、
「とりあえずお金について相談したい」
だけでなく、
「毎月貯金できない原因を知りたい」
「住宅を購入しても家計が大丈夫か確認したい」
「子どもの教育費をどう準備するか考えたい」
「老後資金が足りるか確認したい」
など、相談したいことを具体的にしておくと話を進めやすくなります。
必要な持ち物や資料については、
→ 「FP相談に持っていくものは?初回相談前に準備したい資料と情報」
でも整理しています。
まとめ|料金だけでなく相談内容と仕組みを確認しよう
FP相談には、無料相談と有料相談があります。
有料相談ではFPや相談先によって料金体系が異なり、時間制のほか、プラン作成などに別料金が設定されている場合もあります。
一方、無料相談には、金融商品などを取り扱うことで利用者から相談料を受け取らず運営されているサービスがあります。
どちらが優れているというものではありません。
重要なのは、
「何について相談したいのか」
「料金はいくらか」
「その料金で何をしてもらえるのか」
「相談先はどのような仕組みで運営されているのか」
を確認することです。
料金だけで決めず、自分が解決したい悩みに対応している相談先を選びましょう。

